ぷよぷよプレイヤーの大半が、ぷよぷよ通をメインにしているプレイヤーだと思います。
そんな方々にぷよぷよ初代を知っていただこうと思い、ACぷよぷよ初代の仕様を、通からみた違いという点で紹介します。
大きなものから小さなものまで多数あります。相殺がないだけじゃないんだぞ。
Q.なぜAC?
A.対人戦をするときの最も現実的な選択肢がACだからです。オンライン対戦が存在していない(早く出してよ)ので実際に顔を合わせるしかありません。
家庭用ゲーム機で対人戦をする環境があれば、ぷよぷよクロニクルやぷよぷよ20thなどを使用してももちろんよいでしょう。
以前個人的に公開していた内容ですが、ここに書いたほうが見てほしい人に見ていただけると思ったため、修正・転載します。
戦法の指南ではなく、事実の列挙です。
1. 相殺が存在しない
予告ぷよが存在するときにおじゃまぷよを発生させても、自分の予告ぷよを消すことなく相手におじゃまぷよを送り込みます。
初代の最も大きな特徴で、とりあえずこの仕様さえあれば初代と扱われることが多いです。
2. ネクネクが存在しない
2手先の組ぷよは見えません。1手先までしか見えません。ところでネクネクって公式名称?
3. クイックターンが存在しない
縦にした組ぷよが積まれたぷよに両隣を挟まれているときに回転ボタンを2回押すと組ぷよの上下が入れ替わるクイックターンというシステムは、ぷよぷよ初代には存在しません。
4. 全消しボーナスが存在しない
フィールド上のぷよを全て消しても、とくに何も起こりません。
全消しは全部消えるだけ。
--- ここまでは、どのハードでも存在する仕様です。 ---
5. 左回転が存在しない
回転方向が片方しか存在しません。
AC版ぷよぷよ初代のみの仕様であるため、AC版ぷよぷよ初代を触った人しかこの仕様に慣れておらず、他のぷよぷよから移ってきた人の最初の壁となります。
--- とりあえずプレイしてみるならここまで知っていればよいでしょう。 ---
6. 最初の2手4個のぷよの色が全てバラバラ(2手4色)の場合が存在する
「存在しない」ばっかり書いてきて、ようやく肯定文です。
たとえば、1手目が赤黄で2手目が緑紫、というものが来る可能性があります。ぷよぷよ通では来ません。
ぷよぷよ通の場合、難易度によっては3色であることと難易度決定前から2手目まで見えていることにより、補正をかける必要が生じたのでしょう。
7. 14段目から上に降ったおじゃまぷよが予告ぷよに戻される
ぷよぷよのフィールドについてあらためて軽く説明しておきますと、画面に見えているのが12段で、その上に、連結はしないけど置くことはできるという画面外に13段目が存在します。14段目から上は、初心者向けを逸脱するのと、ぷよぷよ通と同じという理由で詳細はカットしますが、簡単にいえばぷよが入ってはいけない領域です。
おじゃまぷよは5段一気に降るため、この「ぷよが入ってはいけない領域」に侵入してしまうことがあります。このおじゃまぷよたちはどうなるか。
ぷよぷよ通以降ではそのままなくなるので、降らされるプレイヤーにとってはラッキーなのですが、ぷよぷよ初代の場合、その分だけ予告ぷよに戻されます。
ACのほかには、スーパーファミコンのすーぱーぷよぷよにもこの仕様があります。
8. 予告ぷよの表示が正しくない場合がある
言ってしまえばバグです。実際に降る個数は正常なのでご安心ください。
よく見るケースでは、おじゃまが降ってくるタイミングとおじゃまを送られるタイミングが重なると、降ったはずの個数が減らずに送られた個数の加算だけがされた個数が表示されるものです。
そのほか、予告ぷよがまるごと表示されなかったりすることもあり、なかなかにいい加減なやつです。
初めて見るとびっくりするので、知っておきましょう。
9. その他
対戦とはあんまり関係ないけど通と違うところ
①予告ぷよの表示順
大半のソフトは、大きな予告ぷよが左側です(左から 岩→大→小)が、AC初代の場合、大きな予告ぷよが画面内側です。故に1Pの予告ぷよの表示順が逆になります。(右から 岩→大→小)
②乱入が存在しない
ひとりでぷよぷよを選ぶと、それが終わるまで対戦できません。
③難易度選択が存在しない
ふたりでぷよぷよを選択したらすぐに試合がはじまります。
試合間も、ばたんきゅーまたはコンティニューからすぐにカーバンクルがパーンして試合が始まります。休憩不可。
④ぷよの色は固定
使われるぷよは4色ですが、その色は必ず赤黄緑紫です。青ぷよは、ひとりでぷよぷよのふつう以上でしか出番がありません。
⑤6連鎖以上の得点が高い
6連鎖目以降は、通よりも初代のほうが得点が高く、おじゃまぷよの発生量が通よりも多いということになります。
これがどうして「対戦とはあんまり関係ない」のかというと、相殺がないために防御できないので、フィールドを埋め尽くす量に到達していればそれより多いかどうかは関係ないからです。そして、5連鎖で「フィールドを埋め尽くす量に到達」するからです。
強いていえばスコアアタックをする場合は関係あります。
以上です。
思ってたよりも違ったでしょ?
初代ぷよとAC初代ぷよでも仕様が違うのは知らなかったです
youtubeでAC初代ぷよで検索して見たけど確かに違いありますね
子供の頃パソコンでぷよぷよやってたけど(でかいフロッピーディスクのやつ)この曲好きだったから動画見ててすごく懐かしかったです
むしろクロニクルと初出で完全に仕様が同じというルールのほうが少ないかもしれないですね。
5連鎖を作れれば戦えるので、折り返しを習得しなくても土俵に立てる数少ないルールです。