【初心者向け】最速でB級まで上がる簡単な方法【効率こそが神】

１、はじめに　

　練習とは　効率×時間　だというのは周知の事実だと思います。当たり前ですね。

　では、この効率って言葉について、皆さんはどのくらい考えているでしょうか。

　きっと、痛感している人もいると思います。後からぷよぷよ始めた人が、自分を抜いていくその辛さを。
　その原因は練習の効率に差があるからです。


　今回の記事では、いかに効率的に練習し、いかに結果を出すのかということを書いていきます。


　なお、筆者はぷよ歴半年時点でレート1800、１年半時点でぷよクロレート2700、B2級予選をギリギリ敗退というレベルまで成長しました。
　これより成長遅いなら一部くらい参考にして帰ってください。同じことしろとは言わないから、参考にして。

　これより効率良い練習してる人は記事にしてください。



２、非効率な練習方法

　効率的な練習ってどんなものだと思っていますか？　レート戦？　連戦？　とこぷよ？　色々な練習はありますが、はっきり言って、世に見える練習のほとんどは効率が悪いです。

　2-1、レート戦
　　これは正直意味がないです。実戦とも意識が変わりますし、レートの上下で一喜一憂しても仕方ないです。そんなものにモチベーションを置いていると、「レート2400！　俺TUEEEEEEEE」「嘘、私のレート低すぎ……？」みたいなことになります。
　
　　自分の上達を確認する程度で、二週間に一回、一時間も潜れば十分でしょう。あんまりレートを実力の指標と思わないことです。


　2-2、連戦
　　これは純粋に勝負に慣れるために、一日一回くらいするべきだと思います。これは後述します。


　2-3、とこぷよ
　　これは本当に要らない。マジでやめろ。特に自由落下があって、しかも巻き戻しもできないやつ、あれはマジでクソ。

　　というのもだけど、初心者がとこぷよをする意味はない。何を組んで良いか分かってない（完成形を持ってない）のに何かを目指して組もうって、ガンジス川の砂の中から砂金でも探したいの？って感じ。ちゃんと砂金の場所を知ってから砂金検出器でも持って歩く方が良いし、何なら金鉱床に出向いた方が絶対良い。というかどっかでインゴットでも買え。


　効率の悪い練習っていうのは本当にそういうことで、金塊を5kg用意しましょうってときに砂場から砂金探すレベルでクソ。

　まあ、それはそれで楽しかったりするんですけど、効率は悪いよね。



３、効率的な練習

　これは私がかつて実際に行っていたものです。レート1800から2700までの一年間です。


　3-1、動画を見る
　　真面目に考えてほしいんですけど、上手くなりたいなら、最上級者たちが何をしているかを見て、それと同じことをするのが当然じゃないですか。そうしたら上手くなります。机上の空論じゃないです。

　　これを休日なら一日八時間くらい続けてください。動画の見方は色んな人が記事にしてるのですが、分からないことがなくなるまで見ましょう。200～300試合くらいあれば割と十分です。

　オススメは先折りならまはーらさん、後折りならmomokenさん。

　　これの目的はいくつかあります。

　　　①土台手順の完コピ
　　　　私はmomokenさんの土台真似しました。土台手順は本当に、知ってるだけでプロと同じ形が組めるんですから、真似しない理由ないでしょ。手探りで土台きれいにしようとか正気？　

　　　②強い形の知識を蓄える
　　　　連結があああああ！！！！！　イヴァラァがああああ！！！！！　ﾑｷﾑｷﾑｷﾑｷ！！！！！！

　　　　中盤戦は凝視以前に形と手数で勝負が着きます。正直2700まで凝視とか要らん。ここは完コピとか無理があるので、方針とか、こういう形のときはこうしたらいいんだよなーみたいな、知識を蓄えていきましょう。

　　　③戦術への理解を深める

　　　　②とも似通うものですが、本線をわざと飛ばすとか、受ける選択とか、受け方とか、そういう細かいところの、知っているだけでも強いものを知っていきましょう。


　3-2、連戦をする
　　毎日、20先一回くらいで良いです。相手は誰でも良いです。ただ、こっちがゆっくり組んでるの知って、速攻で2連鎖とかちょこちょこ撃ってくるやつは回線切断して良いです。時間の無駄。

　　ここでは動画と自分を比較しながら組みましょう。下押しっぱなしはやめましょう。ちゃんと考えて、イメージを動画の最上級者に合わせるのです。momokenインストール。

　　勝ち負けとかどうでも良いので、実戦環境で、動画と自分のズレを認識していきましょう。

　　一本終わるごとにイメージのズレを意識しましょう。momokenならあの赤青を5縦していたんじゃないか……？　確かあの動画の1:22:42時点でそう置いていた気がする……！！　みたいな。kenはそこで撃たない。


　3-3、動画を見る
　　連戦での反省を元に、動画でイメージを整えていきながら、分からなかったことの答えを探します。


　3-4、とこぷよシミュ
　　自由落下もなくて巻き戻しできるやつ。その辺のブラウザ上にも、アプリにもたくさんあるとこぷよ。

　　何回巻き戻しても良いので、動画を意識して組みましょう。

　　これで、しっかり10万点を撃つ練習をしましょう。最初は4回に一回も撃てれば十分ですが、レート2500くらいからは3回に一回は確実に撃てる自信が芽生えていると思います。


　3-5、シミュレータ
　　ぷよの色を選んでぽちぽち置いていくやつ。あれで、動画でよく見る形とかを暗唱しましょう。

　　この形強いなあとか覚えているうちに、「もしかしてここの連結足したらもっと強いんじゃないか？」「みゅんすは良いぞ」みたいな、自分なりの考えというものが芽生え始めます。

　　間違っても、シミュで遊ぶことを生業にしないでください。シミュで机上の空論みたいな盤面作って「これ絶対強いでしょｗ」みたいなツイートしてる奴らはどうしようもない。でもあれ楽しいから私もやってた。



４、この練習の欠点

　4-1、楽しくない
　　楽しくないと練習は続きません。それでやめて行った人間を何人も見ました。

　　はっきり言ってこの練習は楽しくないです。

　　　①連戦で勝てない
　　　　下押しっぱなしの方が強いの、みんな知ってるでしょ。だから普通に負けまくるよ。実力が自分以下の人間にも平気で負ける。対戦後に「形めっちゃ綺麗なので、積むスピード上がったら化けそうですね！」みたいなリプが来るのマジでつらい。

　　　②動画見てると眠くなる
　　　　めっちゃ分かる。正直、最上級者に憧れてて、目をきらっきら輝かせていられた時期でも、割とすやすや寝てたから、そんなもの。むしろ安眠できるから、夜に動画見る習慣付けるのも逆に良いかもしれない。

　　　③イメージとのずれがストレスになる
　　　　完璧主義の人間にはつらいでしょう。なんで自分はmomokenみたいに組めないんだって、ひたすらストレスになります。そういうときは自分に言い聞かせましょう。
　　お前はmomokenお前はmomokenお前はmomokenお前はloliken（12）お前はloliken（12）みゅんすはいいぞお前はmomokenお前はmomokenお前はmomokenお前はTomかもしれないお前はmomokenお前はmomokenお前は……

　　　　ここだけの話、お前はloliken（12）が効果的。今はロリだけど成長したらああなるのかあって思ったらわくわくして仕方ない。



５、おわりに　

　ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

　ポイントをまとめると、
　　①動画で最上級者のイメージを持つ。
　　②連戦で考えまくって、ゆっくり積んで負ける。一本ごとにしっかり反省。
　　③もう一回動画で見直す。
　　④とこぷよやシミュでイメージを確認する。
　　⑤自分はロリだと言い聞かせる。

　以上ですね。

　これは本気で上手くなりたくて、しかもこの練習を楽しんで行える奇奇怪怪な人間にのみ開かれた最短（？）ルートです。

　B級までと言いましたが、この練習でB級に行ったなら、A級にも行けると思います。何せBに行く頃には形の優位が取れているので、そこからは実戦を重ねて凝視や判断を手に入れていくだけで、実力がどんどん上がるからです。

　正直、目先の勝ちを追って、形より速度とか言って練習してる人たちは、どっかで伸び悩みます。そんなのたくさん見てきた。だってこのゲーム、速度に限界ありますし。

　　良いですか、改心するなら今のうちです。
　ひめちゃん教に入信して、形を綺麗にするのです……目先の勝ちよりぷよ界のトップを追うのです……みゅんすはいいぞ……