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先折りGTRで完全定形化を目指す①【土台定形化編】

by
えとら
えとら
【追記(2018/12/21)】
コメントで指摘があったように、完全定型化の定義が曖昧だったのと、いろいろとやり残したことがあるので、次回は再定義と土台の新しい定型化を考えて来ます。
それにあたってやることが多いので、次回は早くても2週間後になりそうです。
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どうも、最近カラオケの点数が絶好調なえとらです。
今回の記事はいつもの記事とは違って、完全定形化論を提唱するという内容です。
かなり長期的な企画になると思います。

どうしても早く効率的に強くなりたい人向けの内容です。

そもそもなぜ定形を目指すのか。
いろいろありますが、一番は高火力の安定と脳のリソースの確保でしょう。

で、今回僕が提唱する完全定形化とは。
それは、定形の土台の上に、さらに定形を作って盤面全体を定形化しよう、というものです。
もちろん上級者になると、相手によって戦術を変えたりする必要があるし、凝視されにくい形を組むべきだと思うので通用しないでしょう。
あくまで、高火力が安定させようと考えた方法です。

なぜこの考えに至ったのかは、超上級プレイヤーであるようかんさんのプレイを見てみると、ある程度同じ形を組んでるな、と気づいたからです。
さらにようかんさん自身も、中盤以降の形も私的定形がある的な発言をしていました。
なるほど、だからあんなに毎回高火力が出るのか、と。
それを突き詰めれば完全定形化も夢ではないのでは?と思い完全定形化に至ったわけです。

完全定形化に近いことは上級者なら無意識にかはわかりませんが、みなさんやっているように思います。
それを意識的に、効率的に完成させよう、というのがこの記事の趣旨です。

でも、完全定形を組めるようになったとしても、いざ実践しようとするとツモの問題や相手からの催促などの問題にぶつかるでしょう。
しかし、この論は毎回完璧に組むというのは不可能という前提での話です。
できるだけこれを目指そう、という指針みたいなものと考えてください。
それに、組めるパターンが増えるほどにツモ問題は解決していきます。
相手の催促などの問題はまた別の技術が必要となるのでここでは一旦忘れましょう。

それと、なぜ先折りGTRなのか?
それはまず僕が一番組める土台だからというのと、折り返しをGTRに絞ることで完全定形のパターンを最低まで減らせると思ったからです。

ですが、先折りGTR自体は折り返し部分しか定形ではないため、GTRの連鎖尾側も含めた土台の形を固定化させます。

どんな形に固定化させるか。
それは

こうです。
はい説明不足ですねはい。
わかりやすくすると

こう
つまり、この氷ぷよの上の表面部分が土台上の地面になるわけです。
なんかこれを見たら一気に完全定形化できそうな気がしませんか?
この上にさらに定形を組めたら強そうですよね!
だからこの形になるGTRを組めるようになればいいわけです。
(例↓)


さらに、

これや

これも、ごみぷよを1個置くことで


同じ形になるのでこの2パターンの形でも可能です。

では、この形になるGTRの例を紹介します。
おすすめ順に、必須枠と追加枠に分けます。

【必須枠】
必須枠の定形は、優先して覚えてください。
そして実践ではできるだけこの形を狙いましょう。





















以上10パターンです。
後から付け足す可能性があります。
次!

【追加枠】
追加枠の定形は、必須枠のパターン数だけではツモ次第で足りないので、付け足しの知識みたいなものです。


















まだまだありそうですが、思いつかなかったのでこんなところで。
追加枠も思いついたら増やしていきます。
他にGTRの良型を知っている方は教えてください!

見てもらうとわかるとおり、GTRと連鎖尾側の接続部分は


この2つが多いので、これを意識すれば断然良型になる可能性が上がります。
僕もこれに気づいてからめっちゃ組みやすくなったのを覚えています。
以上がGTRの土台のおすすめの形でした。

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ここまで書いといてなんですが、正直これらの全パターン覚えても、全てのツモには対応しきれません。
なので、全試合の7割以上このテンプレ通りに組めればいいくらいの気持ちで組んでください。

さらに、次に紹介する土台上の定形を覚えれば、土台には使えないごみツモの置き所もわかってくるので、まずは紹介した土台を覚えてみてください。

ここまで散々土台上の定形と言ってきましたが、土台上はさらにツモに左右されてしまうので、土台のようにはいきません。
なので各ブロックごとに分けてそれぞれの定形を作って、実践ではそれを組み合わせる感じになります。
まあ、言葉ではわかりにくいと思うので、それについては次回説明します。
なお土台上の形は僕も下手くそなので、上級者の動画を研究して答えを出そうと思います。

完全定形化って考えれば考えるほど難しいなぁ。
正直なめてました。やることが無数にある・・・
ですが、一度言ってしまったし、結構前から考えてた僕の夢の一つなので、数年かかる覚悟で研究したいと思います。
思いついたらやってみたくなっちゃうタチなんです。。。

やっぱぷよぷよって奥が深くて面白いなあ!!
更新日時:2018/12/21 13:47
(作成日時:2018/12/20 07:20)
カテゴリ
初心者向け
コメント( 2 )
KENROU
KENROU
2018年12月20日 22時15分

完全定形化すごく興味深いです。
ただ、研究するならスタートとゴールはハッキリさせた方が良いと思います。
そもそも"定形"とは何か、ある定義では「単純パターンの繰り返し」、別の定義では「最初から決め打って組む最終形」、そして今回のような「既知のパーツの組み合わせ」。パーツの組み合わせは列挙すると膨大なので「覚える意味があるのか」「もっと単純化・一般化できないか」という点が課題になると思います。どこまでが基本形でどこからが派生形なのか、あるいは全て等しく定形とするのか、その辺の理屈をこねるのが大変だと思います。
輪郭で制限かけるところがオリジナリティがあっていいと思いました。一方で閂階段(http://ishikawapuyo.net/simu/pe.html?i04ahshibx9rx)のような連鎖尾が除外されてしまうため、カテゴリーを細分化するなどの工夫が必要かも知れません。
全てのパターンが網羅された後、おそらくツモによってどの形を組むのか決定されるのだと思いますが、それであれば全ツモパターンから手順を公式化する方が早いのかも知れません。もしかすると網羅パターンの中に絶対に選ばれない形があるかも知れません。似たパターンの中から強い形だけを定形として抽出しないと、目的に沿わない(意味のない)データに埋もれてしまいそうなので、その辺は頑張ってください。
.
そして、内容とは関係ありませんが「脳のリソース」について、文中では「脳の空き領域」というようなニュアンスが読み取れますが、過去記事では「引き出し(経験の蓄積)の多さ」というようなニュアンスで紹介されていたと思います。この辺の細かいところ、たぶん大事だと思います。

えとら
えとら
2018年12月20日 23時2分

コメントありがとうございます!!
まず脳のリソースについて。
僕としては過去記事でも今回の記事でも同じように、「試合中の脳の空き容量」、詳しく言えば人間の脳は物事を同時に進行させるのは限界があるので、脳を使うことを減らすっていうニュアンスで言っていたつもりでしたが、受け取り方によってはそういった相違がうまれていたんですね。
以後そこら辺注意したいと思います。

続いて定形の定義ですが、たしかに人それぞれで、鉤積みや階段積みみたいにずっと固定の形を組み進めることを、定形と呼ぶこともあるみたいですね。
僕にとっての定形は、いくつものパターンがあっても定形、ツモによって形を若干応用させることも定形って思ってます。
わかりやすく言うと、逆に先折りGTRのようの土台の一部しか決まってないもの、もしくは折り返しも連鎖尾側も何も決まってない土台を不定形で、それ以外は全部定形だと思っています。
なので、完全定型化とは、「折り返し、連鎖尾側、多重折り返し、第二折り返し、それぞれの繋ぎ目のそれぞれが決まった数パターンを持っていて、それらを組み合わせることで盤面全体を定形とする」ことで、さらにそれぞれのブロックは今回の土台のように輪郭で固定しようと考えています。
というか、輪郭って言い方わかりやすかったので使わせていただきます!
パーツが多すぎて覚えきれないというのはごもっともなので、それぞれ10パターン以内に抑えた基本形とそこから更にパターンを増やした追加形、それでもそれからはみ出すツモが来た場合は定形を諦めるしかないとおもっています。
まだ研究を始めたばかりなのでふわふわしたことしか言えませんが、大体そんな感じになると思います。

最後に、僕が記事を書き終わった頃に気づいたことで、KENROUさんもおっしゃっているように、ツモ別の手順も考えないと成立しないなって気づいたので、今研究しています。
もしかしたらもはや先折りじゃなくなるかもしれませんが...

指摘を受けて、少し今回の記事の内容を修正します。
KENROUさん、ありがとうございました!

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