結構前に書き留めたまましばらく放置していたものなので、
今更かよって内容が多いですが、所詮個人の日記ということで許して下さい。
●日記1:ファイナルズ楽しかった
一ヶ月の前のことですみません。でも、楽しかった。
初期の頃と比べると確実に番組の質が上がっているなと感じました。
これからも、もっともっと楽しい番組を目指して欲しいと思います。
ファイナルズはやはり10先で勝負が決するという形式が良かったですね。
8-8とか9-9とか終局に向けて繰り広げられる緊張感のある戦いはやっぱり熱い。
チャンピオンシップも10先でやって欲しいとすら思いました。
不可能じゃないですよね?→
ぷよカップシーズン2にあるらしい予選リーグを予想したり、願望を書いてみたり
やはり2本2先は短いです。
短いとどうしても運の要素が強くなってしまうので、実力で勝ちきる難度が上がってしまいます。
そうなると絶対王者のようなスタープレイヤーも生まれにくくなってしまうことでしょう。
10先なら運の要素が減るので(競技者視聴者共に)
納得感に繋がりますし、飛び抜けた実力があれば連続優勝なども出てくるでしょうし、プレイヤーも勝つためには実力が必要だと理解するのでより努力を重ねることに繋がる(=試合のクオリティに繋がっていく)かもしれません。
更に、勝負の流れみたいな要素も出てくるので、その辺りも視聴者として楽しめる要素が増えた感じがします。
selvaさんと瀬田凪さん試合、調子の悪かったselvaさんが猛烈に追い上げていくのとか凄い面白かった。
また、10先だと心なしか試合のクオリティも高かったような気もします。
すぐ終わってしまうと、選手としても緊張したまま何が何だか分からないうちに負けて終わっちゃったみたいなことにも成り得ると思うのですが、10先まであると温まってエンジンかかるまでの時間があるので、選手としてもパフォーマンスを出しやすくなるでしょうし、負けたとしても納得出来るんじゃないでしょうか。
1000万円のかかった勝負が2先とかで、たまたまツモがこなくて負けたとかだったら悔しくて眠れなさそうです。
単純に試合の本数が多く印象に残る良い試合もたくさん見られたとか、最後の方は大詰め感が出てきて盛り上がるというメリットも感じました。
瀬田凪さんやtekkuさんは、私はあまり存じない選手だったのですが、試合を見て凄いプレイヤーだなっていう印象が強く残りました。これからも頑張って欲しいと思える選手ができたことは、私としても嬉しいことです。
多分、2本2セット選手だったらそんな印象も残ることなく終わったことでしょう。
全試合ちゃんと最初から最後まで見せてくれたことも大きかったかもしれません。
1点だけ、これだけ本数があるならインターバルがあってもいいのかなと少し思いました。
どちらか(もしくは両方)が5本取った時点で1分間のインターバルを設け、プレイヤーには後半戦に対する作戦の練り直しの時間を、MCには前半戦の総括と後半戦の見所を説明する時間を、それぞれ与えていいんじゃないかなと思いました。
その間1P2P席を入れ替えてフェアな感じを出すのもいいと思います。
特に決勝戦が5本2先であるなら、つらつらと進めずに1セット終わったらそんな感じのインターバルを作っても良かったんじゃないかと。
日記なのに結局また要望みたいなのを書いてしまいましたが、2本2先より10先の方がメリットたくさんあるしイチ視聴者としてもめっちゃ楽しめたので、是非ともこの辺りは公式さんも再検討してみて欲しいな、ということで。
●日記2:ぷよぷよの未来は暗くない
ぷよは見るほうが好き的な所もあり、ゲーム機も持っていなかったのでぷよスポには手を出していなかったのですが、steam版が出たということで先日手を出してプレイしてみました。
久々のプレイでしたが、いや、やっぱりぷよぷよ楽しいですね。
長いブランク期間プロの色んな形の連鎖を見てきたので、自然と連鎖のバリエーションも増えていて感触は凄く良かったです。
それでもプロのように機転の利く連鎖なんてのは全然作れませんし、作った連鎖は
萌キャラの料理みたいに発火後数秒ですぐ暴発するのですけれども。
ただ、
初期レートからほとんどと言って良いほど勝てないのには、さすがに驚きました。
ぷよのネット対戦はPCのぷよぷよフィーバーのやつからDSを経て3DSもちょろちょろやっていたのですが、こんな非情じゃなかったと思うんですよ。
階段しか組めない過去の私でもまあそこそこ戦えていた記憶がありますし、二桁連鎖が組めるようであれば初期レートから少しは前進できていた気がします。
つまりこれは、
ぷよプレイヤー全体の腕が明確に上がっているということにしかなりません。
プロプレイヤーが誕生したことで活気づいているから当たり前だと思うかも知れませんが、ここまで露骨にプレイヤーのレベルが上っているってのは凄いことだと思います。
プレイしないと腕は上がらないですからね。
多くの人がたくさんプレイしたんだろうことが伺えます。
私が今のレベルに至るまでどれくらいの時間ぷよを触っていたのかは分かりませんが、それをこれだけ多くの人がすっ飛ばして抜き去っていったのだと思うと、感心するしかありません。
単にお前が雑魚なだけだろと思われるかもしれませんので自分の名誉のために言っておきますけれども、全くの初心者が12連鎖打つようになるのって結構時間がかかるはずですよ?
確かにぷよも戦い方が確立されてきて、ネットも普及し、上級者のプレイも簡単に見ることが出来るようになったので以前より上達出来るスピードは格段に早くなっているとは思うのですが、急すぎます。
今の時代、全くの初心者がのんびりでも2桁連鎖が組めるようになるのに、どれくらいの時間がかかるんでしょうか。
そして今どれくらいの人がネット対戦に参加しているのでしょうか。
以前、ネット対戦の環境が一つしかなかった時代(つまり、全ぷよらーがその場で対戦している)を考えても、賑わっているという印象を受けました。実情を見れば全然違うのかもしれませんが。
将来を築く子供がぷよのイベントに参加しているという話もよく聞きます。
絶対的な競技人数はまだまだ全然少なく小規模感を抜け出せていないのかもしれませんが、まだまだ呼び込む余地があるということを考えると、ぷよの将来はそう暗くはないんじゃないかなと思いました。
セガさん、是非ぷよにもっともっと力を入れて頑張って下さい!
ぷよはもっともっと盛り上がれるはずです!
●日記3:一部で話題になっていた公式ミラー配信について
ファイナルズの配信をミラーして配信を行ったことの是非について一部で話題になっていました。
公式のミラー配信を行った方が複数いらっしゃったようで、公式が視聴者をそのミラーに吸い取られていたことが一部で問題視?されていたようです。
私もミラー配信の存在は把握していますし、何なら見に行っていますが、私からはその是非について述べるつもりはあまりありません。
ただ、
この件に関して公式はちゃんと言及するべきであると私は思います。
その理由は、誰も公式の邪魔をしようと悪意を持ってやった訳ではないこと、ミラー配信した意図とは裏腹に運営している側に影響を与えているということ(椿さんがこの件に関して少しだけ触れていました、私は最もだと思います)、そしてミラー配信が視聴者の利益に繋がっていること(楽しめなきゃ公式から視聴者を吸い取るなんていうことにはならない)という内情があるからです。
ミラー配信を行った側は公式放送を邪魔する目的でやった訳ではないでしょう。
単に良い試合を自分の視点で解説して楽しんでもらうことが目的であり、公式の客を奪い取ったみたいになったことは結果に過ぎません。
悪意がないのであれば一言「やめてね」と言えば「分かりました」で終わります。
いいよでもダメだよでも
公式が一言発するだけで、全ての人が納得して収まる話のはずなんです。
しかしこのまま何の言及もなければミラー配信の利益を受けていた視聴者側からの「言及がないから別にやってもいいんじゃね」という思いと、運営側の「何か勝手にやられてんだけどいいんかこれ」という思いがぶつかり
無駄な不和を生むだけで誰も得しません。
これでまたどこかでミラー配信がされようものなら、ただただ色んなところで不満が爆発するだけです。
大変な失礼を承知で言いますが、何も言及がないと『大会なんて適当にやってるからどうだっていいよ』的な態度に見えてしまわなくもないんです。
お客さんを集めようと一生懸命頑張ってるのであれば、視聴者の数には敏感に反応できるはずですので。
故に、椿さんが『それはよくないんじゃないか(超意訳)』というような旨の発言をされたのは、私としては嬉しかったです。椿さんが頑張っていらっしゃる証拠だと私には取れたので。
ですので、有耶無耶にするでもなくそんなの言うまでもなく常識で考えろというスタイルでもなく、ミラー配信や配信されたコンテンツの加工などの許可はしていません等、
公式がちゃんと一言明言するべきであるというのが一つ。
その上で、私は
選択を間違えないで欲しいなと思っています。
以下、あくまで
公式配信の視聴者数で直接利益を上げている訳ではないという前提で話しますが、これはむしろ
チャンスだと私なら考えます。
前述の前提のもと、要点を整理してみます。
・youtubeの広告料など、直接的に被害を受けている訳ではない
・数字が出ないのでスポンサーや社内などに数値として出す際に不利になる(可能性があるので、金を出してくれなくなる)
・放送をしている側のモチベーション低下に繋がる
・番組に付加価値をつけることでコンテンツをより面白く見せる余地が残されている
・自分の知らない所で自分の作ったコンテンツがより面白くなってより多くの人に楽しんでもらえている(そうでなければ、ミラー配信なんて誰も見向きもしませんし、吸い取られることなんてほとんど有り得ない)
注目すべきは下記2点のメリットです。
現在ぷよは普及しなければならないという立場というのであれば、その2点を潰すべきではないと私は考えます。
大会は面白いです。私はそう思います。
しかし、それを認知させることができなければ広がりません。
例えばですが、ミラー配信OKにして超大物のyoutuberが勝手に放送して100万人もの人が公式大会をみることになったらどうでしょうか。
大多数の人は放送主を見に来ている訳で大会にそんなに興味を示さないかもしれませんが、1%の人が興味を持てば1万人獲得です。
ミラーOKにして英語など他言語で噛み砕く放送主が現れたらどうでしょうか?
ぷよを世界中色んな人に認知してもらうことが出来るでしょう。
そんなことは中々起きるものじゃないですが、ミラー配信を禁止しない限り、そういったことが知らないところで偶然起こる可能性は0ではありません。
むしろ、もこうさんレベルの配信者になら金を積んでミラー配信で解説してもらうことも視野に入るレベルだとすら思います。(もこうさんが大会に出場しない前提みたいになっちゃってますが)
そういう方向も視野に入れないと、普及は中々難しいですから。
実際視聴者を吸い取られたという事実は、多くの視聴者が公式配信にはないミラー配信者の価値を見いだした事実があるということなので、それを公式側でコントロールするもしないも、受け入れるメリットは非常に大きいと私は思うのです。
youtube等の視聴者数で直接利益を得ている訳ではないのであれば、デメリットは防ぎようがいくらでもあります。
例えばですが、公式ミラーする時はタイトルに『公式ミラー』の文字を入れてねみたいにすれば合計の視聴者は集計しやすくなり、スポンサーや社内にその合算した数値を見せて説明できます。
運営を頑張っている人にそれを見せれば『頑張っているのに視聴者が減ってる、頑張っても無意味じゃん』みたいに思われることもなくなります。
公式への申請&許諾制なんかも、手間がかかり一気に消極的になる為いい手だとは全く思えませんが、一つの選択肢ではあると思います。
こんなのアイデア次第です。
また、現状ミラー配信で行われている価値を公式が吸い取るという選択肢だって視野に入れてもいいと思います。
平たく言うなら、吸い取ったミラー配信者はそれだけ視聴者にとって価値があるということなので、公式がそのミラー配信者を管理する(雇う)というものです。
これなら憂いなく公式放送の価値も上がるので、視聴者はより楽しめるものになるでしょうし、満足できることでしょう。視聴者増加に繋がるはずです。
(まぁ、非公式だからとか、金をもらってない責任のないことだから出来るっていうものもあるでしょうし、それが一概に良いとも言えませんけれども)
ちなみにですが、映像はダメ他は良いよみたいなのはあまり意味をなさない気がします。
なぜならば、ぷよは画面を指しながら解説した方が視聴者にとっては分かりやすく、それを禁止にしてしまうと一気に価値が下がるからです。
許可を出すなら映像込みでないとダメだと思います。
確かもこうさんが出演されていたダークソウルの生放送は何万という視聴者がいた気がしますが、映像も音声もミラーも加工も何でも有りだった、むしろそれを推奨していた気がします。(不確かなので鵜呑みにしないよう)
許可を出し、それをあえて公言するメリットを吟味した結果なのでしょう。
後から面白シーンなどが切り抜かれて勝手に動画で上がっていたりしていますが、それで放送を知って見に来ているという人もいるんじゃないでしょうか。
とまあ、
視聴者数で直接利益を得ているのであれば普通に営業妨害になるからやめろっていう話になりますし、てめーなにしてくれてんじゃこのやろう今すぐミラーやめろというのは簡単ですが、価値ある人と無駄に喧嘩してもメリットがあるか怪しいし、それで
得られるメリットと
潰してしまう可能性をしっかり吟味した上で結論を出して欲しいな、と私は思ったという話でした。
もちろん、先に言ったように、
まずはいいダメの結論をちゃんと公に言及する前提での話ですけれどもね。
結構センシティブそうな話にもグイグイ突っ込んだので若干ドキドキしてますが、今まで散々公式に批判意見を出しておいて今更感があるので、これからも極力フラットな視点から思ったことを無遠慮に書いていこうと思います。
そういう人にしか書けないこともあるかもしれませんので。
そのうちめっちゃ自爆しそうですけれども。
私から公式に対しての要望の記事として↓こんなんもあるので、興味あったら是非見てやって下さい。
長文読む覚悟があれば、ですが。
・【長文】セガさんに検討して欲しい3つのこと