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GTR土台_初級→中級ステップアップ

by
KENROU
KENROU
連鎖の作り方の記事は多い方がいい…。
知っている内容でも、改めてインプットすると新しいコツが掴めることもある…。


ということでGTR土台の話です。特に先折。
 
図 よくあるGTR土台
はい。上図のように組めばGTR土台が完成します。左2つは"コの字型"、右2つは"Y字型"ですね。(コの字/Y字は青ぷよの形で分類)
お好みで連鎖尾を足したいときは右の方に同じ色を約4個置いておけば最後の方で消えます。




大事なことは以上です。頑張ってGTRを使いこなしてレート戦で無双してみてください!

以下蛇足。




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エッセンス(1)
◆連鎖尾を作る

連鎖尾拡張のやり方はとても簡単で、一般によく使うのは【マルチ系(階段系)】【鶴亀系】【雪崩系】【カンヌキ系(斎藤系)】の4種類です。
4種類とは言いましたが、厳密な定義のある言葉じゃないので、きっちり分別は出来ないです。大事なのは拡張しようと思う心です。

以下、連鎖尾のパターンを紹介します。
多分パターンだけ知っても、実戦だと「ゴミぷよが邪魔で組めない!」「選択肢が多くて選べない!」「よくわかんない!」となると思いますが、知らないことにははじまりません。



・マルチ系(階段系)
端列が低いときに作る連鎖尾。2列にかけて構成されます。連鎖数は伸びないので序盤から積極的に狙いたくはないです。デッドスペース活用や即発火のための火力追加に有用。重厚に積み上げて中盤で2連鎖マルチを狙う目もあり。
 
図 端が低い連鎖のシルエット
図 威圧的な連鎖尾マルチ
なお、端が高い場合は似た形で連鎖数を伸ばすことも出来ます。
図 マルチっぽい+2連鎖(マルチではない)
マルチ系の連鎖尾は、カエル積みを経験したぷよらーは必ず意識したことのある形だと思います。説明の必要の無い、最も基本の連鎖尾ですね。
端が低い土台は連鎖尾を入れにくいと言われているんですが、マルチ系の連鎖尾だけは例外なので、今後も使う機会はあると思います。


・鶴亀系
鶴亀連鎖というと、いろんな形がありますが要は「直前の連鎖と離れたところで次の連鎖が起こる」タイプの連鎖の総称です。カッコいい。
 
図 連鎖尾やば…右側全然消えないじゃんの状態
図 鶴亀解決

鶴亀連鎖は主に「コの字型GTR」で活躍します。
慣れないうちは暴発リスクや回収率の管理が難しいですね。ちょっとしたミスのリカバリーとして記憶の隅に留めておく程度で良いと思います。


・雪崩系
雪崩は後ろ3列を使うタイプのシンプルな連鎖尾です。たくさん重ねても下から順に消えるので見やすいですね。最頻形。

端から2番目が高い形か、端2つが高い形の時に組みやすいです。
図 真ん中が高い土台
 
図 端2つが高い土台

暴発も(それほど)起こらないし、3連結で副砲保持出来たりするので、とりあえず目指すべき連鎖尾です。

同じ色がすぐに4個来ない場合は、平に2個ほかの色を潜り込ませても大丈夫です。
図 潜り込み雪崩
ちゃんと緑も後で回収しましょう。



よくあるミス(?)の例。
図 段差のない形
上図だと4個目の赤を置く場所が無いので困ります。リカバリーは慌てず行いましょう。
図 段差が無い時のリカバリーその1
図 段差が無い時のリカバリーその2
 
図 段差が無い時のリカバリーその3


・カンヌキ系
カンヌキ連鎖尾は挟み込みセットが上から降ってくるイメージの形です。斎藤SPもこれの応用形ですね。
図 カンヌキ
図 カンヌキじゃない
図を見れば一目瞭然。端の凹んだタイプの土台でもカンヌキを上手く使えば端を高く、あるいは端を平にすることも出来ますね。
ここからさらに雪崩を組み合わせてもいいと思います。




ということで連鎖尾の形を少し紹介しました。
大体はどこかで見たり聞いたりしたことある形だったんじゃないかと思います。
「形を知っている」ということは連鎖を作る上で前提となるので、改めて書きましたが、実際蛇足ですかね…。

GTR土台の連鎖尾では主に雪崩を目指し、時々カンヌキ、無理そうならマルチという感じで作ると良いと思います。





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エッセンス(2)
◆3~5列目を作る

先折GTRを作る人は、GTR部分は問題なく作れる人が多いと思います。
問題は後半の右半分ですよね。


とりあえず、コの字型GTRになるか、Y字型GTRになるかは、この辺りで決まります。
図 コの字型
図 Y字型
この2つのどちらを組むのか、迷う場合はY字型を目指すのが良いです。
理由は、(細かいことは省きますが)Y字の方が受け入れが多く、作りやすいからです。

ということでいざY字を組むことになったとして、次の3つは出来れば避けたい形です。(避けようとしても、なるときはなります)
図 ちょっと形の悪いGTR

特に3番目のような形を避けるには、青の横2(横3)を最優先で作ればOKです。

何パターンかぷよ譜作ろうかと思いましたが、労力に対して分かりやすくなるわけでも無さそうなので、文章で説明します。

青の横2(横3)を最優先で作ればOKです。
つまり、青黄など、青+αのツモが来ればとりあえず連結伸ばしを狙います。
図 横連結伸ばし
上図だと青緑を引いて、そのまま置いてますが、もしネクストが青黄だったりする場合は黄の連結も意識して6列目に置くこともありますが、ネクストまで見る余裕が無いなら単純に考えてしまって良いと思います。とりあえず青の横連結を伸ばす、これだけ。

青が延々と来ない場合は5,6列目1段目、6列目、4列目上などにゴミを捨てましょう。可能な限り回収できる形にまとめながら置くのがポイントです。無理なようならササっとまとめて単発消しでもいいので整地しましょう。
ゴミを消す羽目になるくらいなら多少隙が出来てもいいので1~3列目の折り返し着手に入る方が良いと思います。そのあたりの判断はネクストと相談です。


青の横2を作ったら、その次に何をするかと言うと、4,5列目から6列目に連鎖を繋げます
図 6列目への展開
右へ右へ進むためには、上図で言うと鉄ぷよの場所は同色である必要があります。
分かりやすいのは下図のような形ですね。
図 土台完成
青から6列目に繋げられないとどうなるかというと、大抵は下図のようなもっさりした形になります。
図 横に繋げなかった場合

青が横3の場合は、とりあえず下のぷよを回収出来ればそれでいいので、割愛します。




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エッセンス(3)
◆折り返しを作る

折り返しは作れるときに作ればいいので、あんまり言うことは無いわけですが、
いつも真っ先に完成するわけでは無いので、時に優先順位で悩むこともあると思います。

先折の場合は、少なくとも下敷き部分は最初に出来ているはずです。
となるとGTR折り返しはL字さえ作れれば完成するので、正直「すぐ作れる」状況にあります。
下に敷いている色以外の任意の色のゾロ目が来た時が着手するタイミングです。
 
図 黄ゾロで折り返し着手
図 緑ゾロを連鎖尾優先

今、さらっと折り返さなかった図が出てきました。

折り返しを作るのは難しくない、連鎖尾を作るのは難しい、初級者もよく分かっていると思います。
優先すべきは、作るのが難しい場所です。

本当はそれだけではなく、やっぱりネクストとの相談で決まるわけですが、細かいことは置いておきましょう。
ざっくり言うと、
「ゾロ目が来た!」 連鎖尾は十分発達していますか?
 はい→折り返しに置こう
 いいえ→連鎖尾かな?
「ゾロ目が来た!連鎖尾はまだ未熟!」 連鎖尾で使いたい色ですか?
 はい→連鎖尾に置こう
 いいえ→折り返しに置こう

ちなみに発達した連鎖尾というのはどこか上の方の図の「土台完成」って書いてあるやつみたいなものです。

優先順位はシンプルな方が分かりやすいでしょう。

ただし、一手ずつ比較するなら上記のフローで判断するんですが、実際は「ネクスト込みで2手分施工出来る」というようなハチイチどころか1/64くらいのベストツモが来ることもあるので、やはり出来ることなら色んなことに考えを巡らせて優先順位を付けないといけません。その辺は慣れてきたらぷよらー各々の好みや信条の差が出てきて面白いところです。



そして初手が赤ゾロじゃなかった場合、下図のようにL字部分が一個だけ出来てしまってることもありますね。
図 未完パターン2
これは基本的には折り返しが最優先になります。
(緑黄、緑青みたいなハチイチ×2みたいなツモの場合は連鎖尾に使いたいですが…)

3列目(あるいは4列目)が出来ていないのも怖いので、色々怖い時はとにかく、"後ろから"ではなく"前から"順に形を確定させていくのが無難です。
出来るだけ混乱の無い手順で進めましょう。



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折り返し上部のエッセンスは……今度にしましょう!
とりあえず3連結を重ねれば多重折になります。

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GTR土台、もう大丈夫ですね。
今回は頑張って久々に記事書きました。

そしてB級以上のぷよらーは絶対にこの記事程度のノウハウは持っているので、D級未満のぷよらーは遠慮せずにその辺の野生の上級者にぷよ譜を投げつけましょう!何かしらアドバイスくれるはずです。人にものを教えるのが嫌いな人なんていません!

まだ分からないことやよく分からないことがあれば、聞かれたら答えますし、図が必要なら記事にします。
目次作らず書きたいこと書いていったので妙な抜けがあったら脳内補完してください。
 
作成日時:2019/09/02 00:19
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