おいう。
いーあるです。
「ちぎりは最小限に抑えた方が良い。」
ぷよをちぎるとタイムロスするためこのように言われています。
しかし、実際に対戦中に一度もぷよをちぎらずに連鎖を組む人はいません。
そのうえ、ちぎったほうが良いと言われているケースもあります。
つまり、
「ちぎり(時間)を対価として支払うことによってリターンを得られる」場合は、
ちぎったほうが良いということです。
ちぎりから得られるリターンは大きく分けて
①形が良くなる。
②ツモが活きる。
③現在手をちぎることによって、後に手を進めていった時にちぎりが減る。
この3つがあると僕は考えています。
今回は①と②について具体的なツモパターンを例に挙げて説明します。
緑青のツモをちぎるケースです。
その後、緑ゾロを1縦し、赤ゾロで折り返しを完成させてこのようになります。
したがって、ちぎることによって
緑ゾロでGTRが完成に近づく。
→ ①形が良くなる
赤ゾロを有効活用してGTRが完成する。
→ ②ちぎることによってツモが活きる
と言えるのではないでしょうか。
【終わりに】
ぷよをちぎるとタイムロスを被ってしまうため
ぷよぷよが上手い人たちは、なんとなくでぷよをちぎることはあまりないと思います。
だからこそ、そのちぎった一手には、意味やその人なりの拘りがあるではないでしょうか。
ぷよぷよを観戦するときにちぎりに注目すると面白いかも?しれません。
また、今回割愛した「③現在手をちぎることによって、後に手を進めていった時にちぎりが減る。」
これには、ちぎらずに連鎖が組めるだけでなく、ちぎりが2段から1段に減るとかも含まれます。
これは、僕が個人的に「先行ちぎり」とか「ちぎりの先行」みたいに呼んでいる考え方ですが、
良い感じの例示と解説が思いつかなかったために、割愛しました。またの機会に。
それでは。
ツモを活かすために34横置きでちぎると、後々のちぎりが少し減る感覚はありますね
列によって差があるとかは考えたことなかったですが、言われてみると、フィールドの端でちぎるより、より中央でちぎるほうが有効かもしれませんね
machineさん、
ツモを活かすために34横置きでちぎると、後々のちぎりが少し減る感覚はありますね
↑これって具体的にどういう場面とかありますか?
より正確には、『23横置きと45横置きを避け続けることで、ちぎらず横置き出来る場所が増える』が正しかったです、すみません。
例としては宇宙でたくさんL字を作る時が一番分かりやすいと思います。例えば http://ips.karou.jp/simu/ps.html?iq0h9i_swA62a4CuGsac2A8AkC84oe4E2CG6gea これの一手目を23にジュウロクイチとして置いた後、多少ぷよ譜を変えても構わないのであと2~3個L字をちぎらずに作ろうとしてみてください。いかにこのジュウロクイチの一手が絶望的な一手なのか理解できると思います。
上のURLでL字をもし実際に作ろうとしてくれたならお察しいただけるかと思いますが、形(L字)にこだわらず本線を一旦遠くすればいくらでもちぎりは回避できます。個人的には、『狙った形にこだわりつつも本線を遠くしすぎない手順』でこうした先行ちぎりが発生し得ると思っています。
返信ありがとうございます!
好奇心から検討したくなったので質問しました!
ぷよ譜確認しました!
実際に1/16の2・3横置きを試してみると、
青のL字のせいで、青をおける場所が減っているのが、正直気になってしまいました。
が、『23横置きと45横置きを避け続けることで、~』という意見は分かりました!
僕自身の先行ちぎりのメインコンセプトは、
「ちぎりの発生が予測できた時に先回りで対策する。その対策としてちぎる」です。
ちぎりの発生を予測するには、自分が狙っている形(組みたい形)を事前に思い浮かべる必要があります。
なので、先行ちぎりの発生タイミングの見解はmachineさんと一緒です。
最後に、わざわざぷよ譜作ってくれてありがとうございました。(やっぱり宇宙はムズいですねw)