ヘル使ってて思ったことを書くだけ。
めちゃくちゃ大雑把かつ雑なこと言うと、最近になって自分の中で出た1つの結論として
最速4ダブ・5連鎖>タワー>2ダブ3ダブその他
だと思っていて、これをもうちょい正確に言うと、多連結の回収だけだとどうあがいてもコンスタントにはタワーに勝てない、ということを言ってます。
要は2ダブ3ダブや多連結4連鎖、その他ありとあらゆる雑な回収は、最速4ダブや5連鎖、あるいはタワーに行けないツモが来たときに、ワンチャンを発生させるための手段だと思うんですね。
もちろん、多連結の戦型が最速になる場合もありますが、たとえば12手24個のツモを引いたとき、理論上5連鎖を撃てるツモが来る確率は、想像するよりずっと高いのですよ。
であるならば、多連鎖を明確に狙ったほうが良いですよねというのが当然の帰結です。
で、その回収という弱い戦法をメインにしなきゃいけない戦型があるとなると、それはもちろん何かしらの欠陥があるという話になるわけですが。
ヘルファイアという戦法、まさにその弱い雑回収をメインにしなきゃいけない気がしてならないんです。
というのは、ヘルファイアという戦型は3段目または4段目に横3を作るところまでが土台になりますが、これは6段目より高いところに3連結の発火点を作ることを要求される、カウンターとかいうほぼほぼ欠陥戦法が霞むレベルに構築難度が高い形です。
もちろん綺麗には組めないので大量にゴミを発生させながら組み、それを回収しながら致死を作りましょう、というのが現在のヘル勢の目指しているところなんじゃないかと思ってます。
しかしこれだと、先に説明したとおり原理的にタワーや多連鎖に勝てないので、とてもつらいのです。
なので、ヘルファイアは原理的に横3が素直に組めないときはさっさと別の形に移行したほうがいい(そんなツモがどれだけあるかは置いといて)ということが言える気がしてます。
近い形でいうとダム積みやズラースですが、早い場合はタワー良型移行の可能性も残せる(AABCACで2手目にAとCを離して置いた場合に、四式タワーへ移行するなど)ので、早い盤面からの移行も大いにアリです。
序盤から千切りやムダぷよを嫌って移行する場合(ABACやAABBCD、ABCDなど)に関しては、考慮に足る局面が多く、複雑化しすぎるのでノーコメントとします。
とはいえ、初手を完全固定できるのがヘルファイアのメリットであるとは思うので、ゾロ4縦でバラけたツモ34から考えていくほうが無難とは思いますし、そこからABACなら34で重ねるずらし初手でいい気はします。
ROIさんがたまにやってる、長足のヘルファイアで足を少し妥協する形みたくもできるな!(タワーを組みながら)